ビジネスモデル

ミセル化ナノ粒子技術を基盤に創薬の研究開発を進め、製品化に到達するために事業段階に応じた事業展開を図ります。

1) 自社開発
自社開発の場合、開発医薬品の上市まで自社開発を行い、自社販売を行った場合、当該製品の販売による収入が計上されることとなりますが、当社においてはその段階まで進んでいるパイプラインはありません。
2) 共同研究
共同研究の場合には、提携先からの研究開発に対する支援としての研究開発協力金収入が計上されることとなり、当社においては複数のパイプラインで当該収入を得ております。
3) ライセンスアウト
他社にライセンスアウトをする場合は、ライセンス契約時点までの研究開発成果及び製剤の供給に対して提携時の契約一時金(アップフロント)、所定の開発段階に到達したときに支払われるマイルストン、開発医薬品上市後の医薬品販売高に対するロイヤリティ等の収入が計上されることになり、当社においては契約一時金(アップフロント)や第Ⅰ相及び第Ⅱ相臨床試験開始に伴うマイルストン収入を得ているパイプラインがあります。

当社では、開発医薬品の上市前に上述のような他社からの契約一時金(アップフロント)収入、マイルストン収入及び研修開発用の製剤供給に対する研究開発協力金収入を収受することにより、開発医薬品上市前の研究開発費の負担を軽減し、当社の財務面のリスクの極小化を図っております。