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営業の概況

パイプライン


当社の事業は、臨床試験段階にある主要パイプラインと新規パイプラインで構成されています。 現在、4品目が臨床試験段階にあります。
この主要パイプライン4品目は既存の有力な抗がん剤又はその類似化合物をミセル化ナノ粒子に封入した製品であるため、 開発リスクは新規の化合物に比べて相対的に低いと考えております。当社は、自社開発及びライセンスなどバランスを保ちながら、グローバルな事業展開を目指してまいります。

開発品目
主要パイプライン
プロダクト 対象疾患 臨床試験
実施地域
ステージ
当社最重要パイプライン NC-6004
ナノプラチン®
膵がん 日本
アジア
第III相
臨床試験
肺がん
膀胱がん
胆道がん
米国 第II相
臨床試験
頭頸部がん 日本 第I相
臨床試験
NC-4016
ダハプラチン誘導体ミセル
がん
(注2)
米国 第I相
臨床試験
NC-6300/K-912
(pH応答性ミセル)
エピルビシンミセル
がん
(注2)
日本 第I相
臨床試験
NK105(注1)
パクリタキセルミセル
乳がん 日本
アジア
第III相
臨床試験
胃がん 日本 第II相
臨床試験終了
新規パイプライン
次世代型ミセル化ナノ粒子技術 開発状況
抗体/薬物結合型ミセル
ADCM(Antibody/Drug Conjugated Micelle)
自社開発品  ADCM化E7974
(エーザイ株式会社 オプション契約)
他、フィージビリティスタディ等
Active型NanoFect®
共同研究  siRNA
(中外製薬)
他、フィージビリティスタディ等
(注1) NK105は日本化薬株式会社における開発コードです。
(注2) ダハプラチン誘導体ミセル(NC-4016)、エピルビシンミセルにつきましては、対象疾患はがんを想定しておりますが、現時点で特定のがん種を絞り込んでおらず、今後の開発が進捗し、第II相臨床試験を開始する時点で、特定のがん種を決定する予定です。